修羅の門/川原正敏/(ASIN:4063022218)

修羅の刻*1アニメ化記念レビュー(笑)
 
この作品は月刊マガジンに連載されていた格闘漫画です。
1997年から休載中、再開されるかどうかは未定ということになってます。
 
主人公・陸奥九十九は陸奥圓明流と呼ばれる千年不敗の古武術継承者。
古武術といえば聞こえはいいが、陸奥は戦国の世から無手による人殺しの技を磨いてきた一族である。
そんな過去の武術を継承する九十九は、陸奥圓明流が世界最強であることを示すために日の当たる世界に出てきた。
それが陸奥一族の悲願であり、また九十九はそれを果たすことで陸奥圓明流を自分の代で終わらす覚悟で…
 
まー、結構好き嫌いが分かれる漫画です。
とりあえず、いちいちカッコイイ!
次々と挑んでくる格闘家たちと主人公とのバトルにおいて、お互いの信念がぶつかり合う!
その時々につぶやかれるセリフがいいんですわ。
「俺はまだ、本気になっちゃいないぜ」とかね☆
 
もちろん格闘自体も魅せます。
陸奥圓明流による数々の技は「もしかして本当に出来るのでは!?」と思わせてくれます。
「虎砲」「牙斬」「朔光」「飛燕十字蔓」など魅力的な名前の技が目白押し!
…もちろんほとんどの技は絶対無理なんですが(笑)
 
何か熱いものを感じたいという方にぜひお勧めしたい漫画です。
 
ちなみに、私のベストバウトは陸奥九十九 対 不破北斗、陸奥九十九 対 ブラッド・ウェガリーです。
「訃霞」が結構好きだったりする(笑)
 
ん?「虎砲」の練習はしたかって?そりゃ、もう…

*1:修羅の門」の外伝。過去の陸奥たちのエピソードが描かれている。