海腹川背/TNN/(ASIN:B000068ICG)

スーパーファミコンのゲームをレビュー。
 
おそらくこのゲームだけと思われる「ラバーリングアクション」というジャンルのゲームです。
基本的には、1面1面をクリアしていくタイプののアクションゲーム。
道なき道を進みながら、面ごとに設置されているドアにたどり着くことが目的です。
 
プレイヤーが操作するのは「海腹川背さん」という女の子(「さん」が重要!)
海腹川背さんが持っているものは「ゴムひも付きのルアー」と「なぜか無限に入るリュック」だけ。
この、ゴムひも付きのルアーがすごい!
このルアーで、壁にひっかけて移動したり、敵であるお魚さんたちを捕まえることができます。
そして、ゴムひもが付いてるため、これを伸び縮みをさせることで様々なアクションが可能!
基本技である「振り子」から、「垂直昇り」「延長掛け」「ロケットジャンプ」など様々な技が開発され、それらの技を会得すれば会得するほど奥深さが増していくという…
 
はっきりいって、操作が難しい&自由度が相当高いために、取っ付きにくいゲームになってます。
好みも相当分かれるかもしれません。
しかし、自分のスキルが上がれば上がるほど、その奥深いアクションゲーム性に虜になっていきます!
 
面によっては2つ以上のドアが用意されております。
よりスキルの高い者だけが辿り着き、くぐることを許されるドアが…
この攻略性がたまりません!
 
さらにこのゲーム、自分のプレイを保存することができます。
コンティニューができるような保存ではなく、ただ自分が行ったアクションをビデオのように保存するだけ(笑)
なんのために、そんな保存をするのか…
ずばり、自分の美しいプレイを鑑賞するためです!
すげぇ!すごすぎる機能!
こんなゲーム、見たことない!
実際に私は自分のプレイを保存して、眺めてはニヤニヤしていたという…
 
自らのスキルを高め、自分でも感動するほどのプレイが出来、それを記録する。
こんな楽しみ方ができるゲームは「海腹川背」しかないんじゃないでしょうか。
楽しいアクションゲームを遊びたい方には、めちゃくちゃお勧めするゲームです。
 
PlayStationでは続編の「海腹川背・旬」(ASIN:B000069SOG)も出ています。
ほんのちょっとだけ操作感が違いますが、アクションの楽しさは引き継がれています。
スーファミを持ってない人は「海腹川背・旬」をプレイしてみてはどうでしょう。